政府の入院基準「今既に起きている現状の追認」- 若林健二・東京医科歯科大病院長補佐に聞く◆Vol.2
インタビュー
2021年8月8日 (日)
聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)
医療現場としては、「ない袖」は振れません。一定のルールで「配分」を行わなければならない時期に来つつあるのは、現実だと思います。ただ今回の方針転換の有無にかかわらず、現場で起きることは変わらないと思います。
第3波と同じで、感染者数が多ければ、自宅療養や入院調整中の患者がおのずから増えていきます。「この患者さんは入院させた方がいい」といった判断は、医師や保健所が現場で行っています。...
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