「勤務医の時短体制整備」基金、交付は18府県にとどまる
レポート
2021年10月11日 (月)
橋本佳子(m3.com編集長)
厚生労働省は10月11日の第15回医療介護総合確保促進会議(座長:田中滋・埼玉県立大学理事長)で、医療介護総合確保基金の2020年度の交付状況を公表した。医療分は基金規模834.3億円(国費556.2億円)で、最も事業規模が大きいのは「医療従事者の確保・養成に関する事業」で330.0億円(国費220.0億円)、他方、2020年度から事業対象になった「勤務医の労働時間短縮に向けた体制の整備に関する事業」は28.0億円(同18.6億円)にとどまることが明らかになった。...
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