通常医療の制限は「最後の手段」とけん制、中川日医会長

日本医師会会長の中川俊男氏は11月4日の定例記者会見で、「がん、脳卒中、心筋梗塞など通常医療の制限は、即ではなく、最後の手段」との考え方で、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の次なる感染拡大に備えた医療提供体制について各方面と調整していく方針を表明した。「都道府県医療計画上の６事業目の前倒し策定という意味合いを認識してほしい」とも述べ、無症状から重症者まで、どの医療機関や施設で対応していくかを再度調整、確認する重要性を強調した。...