在宅医療体制の充実化、重症患者の搬送や小児患者の対応を評価へ
レポート 2021年11月10日 (水) 大西裕康（m3.com編集部）
2022年度の次期診療報酬改定では、在宅医療の充実という観点から、ECMO等装着の重症患者の救急搬送や、医療的ケア児に対する緊急往診、小児がん患者への医療対応などを評価するとの方向性がまとまった。11月10日、中医協総会（会長：小塩隆士・一橋大学経済研究所教授）の委員らがおおむね了承し、特段の異論も出なかった。厚労省は今後、具体的な要件などの詳細を引き続き検討する。...