「初診2000円、再診500円が妥当」、紹介状なし受診時の定額負担で

外来医療の機能分化推進のため新たな制度として導入する紹介状なし受診時の定額負担について、「初診時2000円、再診時500円」になる方向性がおおむね固まった。11月12日の中医協総会（会長：小塩隆士・一橋大学経済研究所教授）で、診療側と支払側の意見が一致した。一方、定額を徴収する対象から除外する規定（除外規定）については、診療側が地域の実情に応じて柔軟に対応できるよう設定すべきと求めたのに対し、支払側は受療行動の変化に資するようできるだけ明確に設定すべきと訴えた（資料は厚労省ホームページ）。...