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「感染力が未知」オミクロン株陽性者は個室・陰圧管理求める、厚労省

レポート 2021年11月30日 (火)  小川洋輔(m3.com編集部)

厚生労働省は11月30日、新型コロナウイルスの新たな変異「オミクロン株」の陽性者が成田空港の検疫で確認されたと発表した。国内の空港検疫で確認されるのは初めて。陽性者はアフリカ南部・ナミビア政府の外交官で30歳代の男性。11月28日に入国した際は陽性判明ながらも無症状だったが、宿泊療養施設で発熱が確認され、現在は医療機関で隔離されている。厚労省は「感染力がまだよく分からない」などとして、同乗者70人全員を濃厚接触者として、健康観察などを強化する。国内で今後、オミクロン株の陽性者やその疑いがある陽性者が判明した場合には、症状に関係なく、全員の個室・陰圧管理を求める方針だ。...