「436の再検証対象」の78%、病床機能・病床数見直し予定
レポート
2021年12月3日 (金)
橋本佳子(m3.com編集長)
厚生労働省は12月3日、地域医療構想において具体的対応方針の再検証を求められた436医療機関のうち、調整会議で合意、あるいは既に医療機関として検討し、2025年7月までに病床機能あるいは病床数を変更する予定の病院は、340病院(78%)に上ると報告した。うち既に2021年7月までに変更予定は328病院(75%)に上り、コロナ禍でも病床機能の再編が進んでいることがうかがえた。
2017年から2025年にかけて、436医療機関の全体の病床が6.59万床から6.02万床に減る見通しであり、病床種別は「高度急性期」「急性期」の割合が63%から51%に減少する一方、「回復期」が17%から30%に増える予定だ。...
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