「プラス改定しかあり得ない」診療側、中医協
レポート
2021年12月8日 (水)
水谷悠(m3.com編集部)
12月8日の中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)で2022年度診療報酬改定に関する意見を支払、診療の両側が発表し、診療側は「プラス改定しかあり得ない」、支払側は「引き上げる環境にない」と主張した。2年ごとの診療報酬改定で支払側はマイナス改定を求めるのが通例だが、コロナ禍への対応に当たっている医療界への配慮も示してか「マイナス」を明言しない異例の意見となった。今後、両側の意見などを踏まえて公益側が厚生労働大臣への意見書案を作成し、次回以降の総会で議論する(資料は、厚生労働省のホームページ)。...
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