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膠着状態の「重症度、医療・看護必要度」議論、進むか?

レポート 2021年12月17日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省は、一般病棟用と治療室用の入院料の「重症度、医療・看護必要度」について、「心電図モニターの管理」など評価項目や記入票を見直した場合のシミュレーションの実施を、12月16日の中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)に提案、了承を得た。2022年度診療報酬改定に向けて、「重症度、医療・看護必要度」の見直しの是非は診療側と支払側で意見が対立していたが、シミュレーションを行い、半ば膠着状態にある議論を進めるのが狙い。...