「突貫工事では、まともなシステムは作れない」-奥村貴史・北見工業大教授に聞く
インタビュー
2022年2月8日 (火)
聞き手・まとめ:千葉雄登(m3.com編集部)
新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは、改めて日本の公衆衛生分野におけるデジタル化が急務であることを浮き彫りにした。保健所業務の逼迫の背景には、さまざまな事務手続きがいまだに電話やファクスによって行われているという実態がある。「HER-SYS」や「COCOA」はじめ多様なシステムが誕生したものの、それらの評価はいずれも高くはない。保健所など感染症の対応に追われる現場が求めるデジタル化はどのようにすれば実現可能か。国立保健医療科学院で特別上席主任研究官を務め、現在は北見工業大学教授・保健管理センター長を務めている奥村貴史氏にお聞きした。...
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