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「死生観」を持つヘルスケアリーダーを育成 - ヘルスケアリーダーシップ研究会理事長・武藤真祐氏に聞く

インタビュー 2009年8月4日 (火)  聞き手・橋本佳子(m3.com編集長)

この5月、NPO法人ヘルスケアリーダーシップ研究会が発足した。理事長に就任した医師の武藤真祐氏は、「現在の医療界においては、問題の所在は見えているものの、それをどう解決するか、人を率いる実行力を持つ人は少ない。ヘルスケアの各分野でリーダーとなる人材を輩出したい」と抱負を語る。当面、(1)セミナー、(2)研究会、(3)キャリアサポート、の3つの柱で活動していくという。 同研究会発足の経緯や現在の活動内容などについて武籐氏に聞いた(2009年7月30日にインタビュー)。 武藤真祐氏 1996年東京大学医学部卒業。2002年東大大学院医学系研究科博士課程修了。東大病院、三井記念病院で循環器内科医として勤務後、東大分子細胞生物学研究所で研究。2004年より2年間半、宮内庁侍従職侍医。マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2008年12月より現職。医学博士、認定内科医、循環器専門医。米国公認会計士、日本医療政策機構・客員研究員。 ――「ヘルスケアリーダー」の養成を目指しているとのことですが、個々の医療機関のリーダーなのか、あるいは地域医療、医療業界団体、医療行政などのリーダーか、どんな立場の方...