病床確保「強制しても非常に多くの問題」永井座長
レポート
2022年6月21日 (火)
小川洋輔(m3.com編集部)
政府の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応に関する有識者会議の永井良三座長(自治医科大学学長)が6月21日、記者会見を開き、感染症有事などでの病床確保について、「罰則で本当に動くか。日本は信頼関係で医療を作ってきた。法律で強制しても、患者・職員の移動をどういう風に誰が決めるのか、非常に多くの問題が出てくる」と述べ、国や自治体による強制力よりも、臨機応変に対応することを求めた。有識者会議がまとめた報告書は「これは本当に最初の一石を投ずるくらいの話だ」として、今後も検証や総括を進める必要性を強調した。...
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