4回目接種「ブレイクスルー感染抑えている」

抗N抗体で判定した新型コロナウイルス感染症（COVID-19）感染者割合は流行時期に応じて変動するが、同時期で比較すると３回目接種後よりも４回目接種後の方が感染者割合は低い―――。順天堂大学革新的医療技術開発研究センター特任教授の伊藤澄信氏が12月16日、厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会と薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会の合同会議（座長：岡明・埼玉県立小児医療センター病院長）に報告した（資料は、厚労省のホームページ）。伊藤氏は4回目接種がブレイクスルー感染を抑えているとの見方を示した。...