新型コロナワクチン、高齢者らは年内に2回接種へ
レポート
2023年2月22日 (水)
佐藤夕(m3.com編集部)
厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(座長:脇田隆字・国立感染症研究所長)は2月22日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの2023年4月以降の接種について、高齢者等の重症化リスクが高い人や医療従事者等は春と秋の2回接種をする方針を了承した。新型コロナワクチンは予防接種法の附則で特例臨時接種として2023年3月を期限に接種が行われているが、この期限を2024年3月末まで継続する方針も了承した。公的関与(接種勧奨および努力義務)の対象は、65歳以上、基礎疾患を有する者その他重症化リスクが高いと医師が認める人に限る。ただし、公的関与対象外でも、ワクチン接種費用は公費負担となる。...
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