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主治医へ「モルヒネで死にたい」と要望も、ALS嘱託殺人公判

レポート 2023年6月22日 (木)  千葉雄登(m3.com編集部)

ALS患者に対する嘱託殺人罪などに問われた元医師の山本直樹被告の公判が6月21日午後、京都地裁(川上宏裁判長)で開かれ、患者の主治医が証人尋問に立った。事件では山本被告が医師の大久保愉一被告と共に2019年11月30日、ALSを患う京都市の林優里さん(当時51歳)からの依頼を受け、京都市中京区の林さんの自宅マンションに出向いてペントバルビタールである「ラボナ錠」を投与し、急性薬物中毒により死亡させたとされている。...