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チーフレジデント時代、医師によって違う抗がん剤投与量に衝撃

オピニオン 2023年9月17日 (日)  勝俣範之(日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授)

1995年に乳腺・腫瘍内科のチーフレジデントとなった私は、婦人科がんの抗がん剤治療を学ぶために、乳がんの抗がん剤治療も担当する傍ら、婦人科に弟子入りすることにしました。婦人科がんの抗がん剤治療をやるきっかけとなったのは、国立がんセンターのレジデントを始めた頃、ニューヨークのMemorial Sloan Kettering Cancer Center(全米No.2のがんセンター)のがんセミナーに出席し、腫瘍内科医が、婦人科がんや、乳がんの抗がん剤治療の中心を担っているのを目にして、“かっこいい”と思ったからでした。...