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弁護側は「傷害致死罪などで懲役15年」求める、在宅医射殺事件

レポート 2023年11月28日 (火)  水谷悠(m3.com編集部)

埼玉県ふじみ野市で在宅医療を行っていた医師の鈴木純一氏(当時44歳)が散弾銃で撃たれて死亡し、同行した理学療法士らも負傷した事件で、殺人や銃刀法違反などの罪に問われている渡辺宏被告(67歳)の裁判員裁判(小池健治裁判長)は11月28日午後も続いた。弁護側は弁論で改めて渡辺被告の殺意を否認し、鈴木医師への発砲は傷害致死罪、理学療法士I氏への発砲は業務上過失傷害罪、医療相談員U氏への発砲は銃刀法違反罪の成立にとどまるとして懲役15年の判決を求めた(論告求刑は『在宅医射殺事件、検察は無期懲役を求刑、さいたま地裁』)。...