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診療報酬本体プラス0.88%を正式決定、厚労・財務相折衝

レポート 2023年12月20日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

2024年度診療報酬改定で、本体部分をプラス0.88%(2024年度国費800億円程度)、薬価をマイナス0.97%(同1200億円程度)、材料価格をマイナス0.02%(同20億円程度)で薬価・材料価格を合わせてマイナス1.0%(四捨五入の関係で合計は合わない)とすることが12月20日、武見敬三厚生労働相と鈴木俊一財務相の折衝で正式に決まった。本体部分の引き上げは9回連続で、過去10年では最も高い水準。記者会見した武見氏は「大変厳しい交渉だったが、適切な賃上げを実現するのが大きな課題だった。(日本医師会との関係は)全く気にしないで、大臣の責任と立場で正しいと思ったことを徹底してやった。医師会のステートメントはまだ読んでいない」と話した。...