「かかりつけ医機能」、新たな努力義務となる患者説明の項目は？

5月24日に開催され厚生労働省「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」（分科会長：永井良三・自治医科大学学長）の第5回会議では、「かかりつけ医機能の報告」以外にも、地域の外来機能について関係者が議論する「協議の場」や「患者説明」「連携構築」などについて厚労省事務局の案が提示された。新たな努力義務となる慢性疾患等の患者から求めがあった場合の説明は、「4カ月以上の継続診療」を基準とする案などが示された。2024年夏頃の取りまとめに向けて、議論を進めていく（かかりつけ医機能報告に関する議論は『「かかりつけ医機能」、臨床研修必修20症状の一次診療できるか？』を参照、資料は厚労省のホームページ）。...