60歳代医師、人生の何割を仕事に捧げるべきか
オピニオン
2024年8月11日 (日)
松永正訓(松永クリニック小児科・小児外科 院長)
大学病院で働いていた頃は、働くことが人生のすべてだった。あるいは生活のすべてだった。年間で大学病院に行かない日は数えるほどで、土曜でも日曜でも病棟に顔を出した。がんの子どもたちの主治医を務めていたので、後輩の医師たちに任せっきりにできないという面もあった。もちろん、自分が手術した患者を診に行くという意味合いもあった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。