「岩本一強で理事会機能破壊」女子医大のガバナンス不備指摘
レポート
2024年8月3日 (土)
水谷悠(m3.com編集部)
東京女子医科大学の創業者一族で理事長の岩本絹子氏の関係者に資金が不正に還流しているなどの疑惑を受けて、同大の第三者委員会(委員長:山上秀明弁護士、元最高検察庁次長検事)は8月2日に会見を開き、調査報告書を公表した。大学法人から岩本氏側に不透明に資金が還流した可能性や採用・昇進などのために職員に寄付を事実上強要する仕組みの存在などを認定し、「『岩本一強』体制により破壊された本来の理事会機能を再生させることが急務」と指摘した(報告書は、女子医大のホームページ)。...
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