入学後から義務年限後まで一貫した支援重要 - 和歌山県立医大◆Vol.2
レポート
2024年8月14日 (水)
橋本佳子(m3.com編集長)
和歌山県立医大は、定員100人のうち、「県民医療枠」20人、「地域医療枠」10人を設け、和歌山県の医療人育成に力を入れる(Vol.1を参照)。2008年度の設置以降、志願倍率は「県民医療枠」は2.9~9.0倍、「地域医療枠」は2.0~2.8倍と、年による変動はあるが、人気は高い。ライフイベント等で義務年限を中断したりした医師はいるものの、地域枠医師は制度の主旨を理解し、そのほとんどが義務年限を果たした上で、さらに終了した医師も高い割合で和歌山県内に残ってくれている。...
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