1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 厚労省の“Gメン”、「医療機関への指導監査部門の統合」を提案

厚労省の“Gメン”、「医療機関への指導監査部門の統合」を提案

レポート 2010年7月23日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省は7月22日、「政策コンテスト」の第二次選考に残った7件の審査を行い、「年金相談のためのワンストップ窓口の設営について」(北海道労働局ハローワーク札幌東の木村聡氏の提案)を最優秀賞に選んだ。これは、例えば、60~64歳の人が退職した場合、雇用保険関係、年金関係、国民健康保険料(税)軽減制度関係の手続きのために、ハローワーク、市区町村役所、年金事務所でそれぞれ行く不便さを解消するため、窓口を一本化する提案だ。 「政策コンテスト」は7月22日、午後2時から午後5時近くまで開催。その冒頭、挨拶する長妻昭・厚労相(右)。 同コンテストは、2011年度の新規施策の実施に向け、本省勤務者に限らず、広く全国の厚労省職員から政策アイデアを募る形で実施、計81件の応募があった。7件の第二次選考の結果は、最優秀賞1件、優秀賞3件、奨励賞2件だった。 医療関連では、第二次選考に2件が残った。いずれも同省保険局医療課医療指導監査室・医療指導管理官の向本時夫氏のアイデア。 そのうち、「対医療機関等に対する指導監査部門の統合等」が優秀賞を受賞。これは、健康保険法に基づく指導・監査、医療法に基づく医療監視...