特例水準申請の大学本院勤務医は41.4％、AJMC調査

全国医学部長病院長会議（AJMC）は9月11日、大学病院の医師の働き方改革に関するアンケートの結果を発表し、4月に始まった時間外労働時間の特例水準の対象として申請した医師は大学病院本院の医師4万2879人のうち41.4％の1万7767人だった。最も多かったのは他院での勤務も合わせた時間外労働が年960時間超の医師が対象となる連携B水準で、26.0％の1万1136人だった。診療科別では外科や小児科、年代別では20代、30代に多かった。週平均の研究時間は全体で21.0％が「0時間」、助教でも14.6％が「0時間」と回答するなど、若手医師の研究時間の少なさが際立った。...