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「メタボ厚労省」の改善が必要、政務三役への批判も

レポート 2010年7月28日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省は7月28日、「若手プロジェクトチーム報告会」を開催した。今年5月、省内公募で集まった若手職員34人(課長補佐以下、平均年齢33.2歳、平均在職年数は9.5年)で計6つのチームを発足、厚労省の組織・業務改善に向けた検討を行い、長妻昭・厚労相をはじめとする政務三役のほか、厚労省幹部に提言した。 中でも注目されたのが、Aチームの「メタボ厚労省のシェイプアップ計画」。約3200人の厚労省本省職員に今年6月中旬にアンケートを実施、約750人から得た回答を基に、政務三役や幹部職員のリーダーシップを評価した。 その結果は、下記の通りで、「厚生労働行政に対する想いやビジョンが伝わってこない」「驕りを感じる」など、極めて厳しい結果となった。中でも最も厳しい結果となったのが、政務三役への評価だ。 報告会は、午前9時半から2時間半にわたった。長妻昭・厚労相、長浜博行副大臣は最後まで参加。足立信也政務官と山井和則政務官は途中で退席した。 【現在仕えている上司について、当てはまると思うものはどれか】 (厚労省改革若手プロジェクトチームAチームが同省本省約3200人を対象に実施した調査。有効回答数は約...