科捜研の数値「信頼性が低く『恣意的なデータ』」東大医科研教授
レポート
2024年10月29日 (火)
高橋直純(m3.com編集部)
東京都足立区の柳原病院で自身が執刀した女性患者に対してわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪で逮捕・起訴された男性外科医に対する差戻審第3回公判が10月28日、東京高裁(齊藤啓昭裁判長)で開かれた。争点となっているDNA定量検査について、弁護側証人の東京大学医科学研究所教授の真下知士氏への証人尋問が行われた。DNA定量検査の正確性に関する以外の証拠は採用しないことも決まり、結審の日付も指定された。2025年1月22日に最終弁論で結審、3月12日に判決の見通しだ。閉廷後の支援者報告会で、外科医の弁護団は「有罪は書きづらいのではないか」と語った。...
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