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「指導官は診療科出身の医師に」「弁護士立会い・録音を認めるべき」◆Vol.10

医師調査 2010年8月23日 (月)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.12 個別指導に関するご経験、制度において問題だと思われる点、望ましいあり方等について、ご自由にご意見をお書きください(続き) 【指導医療官の医学的知識不足】 ・ 医学的根拠をしっかり把握した指導官が必要。最初から減額ありきで個別指導の名を借りて査定すべきではない。 ・ 指導側の素質が適切でない場合があり、そのような人間に医療現場の実態も分からずに書面上で一方的に査定されるのは納得できない。 ・ 医学の勉強をあまりしておらず、最新の知識も持ち合わせていない、医学的知識の乏しい人たちの相手をすることになり、精神的にかなり苦痛だった。 ・ 各科の専門医がその科のレセプトを見るべき。 ・ 個別指導に携わる医師が、高齢で見識に乏しい方であった。 ・ 指導官の専攻診療科の診察法を、他科を専攻とする医師に押しつけるきらいがあった。 ・ 指導官が、全く当科(眼科)のことを理解していない、一般外科出身の医師だった。検査の必要性につき説明を求められ、白内障手術に必須の検査(眼内レンズを決定するための眼軸長測定検査)であることをカルテにて示すと、ようやく納得していた。少しでも眼科の経験があれば常識なの...