公民2病院を統合、病床4割削減して誕生- たまの病院◆Vol.1
レポート
2025年2月4日 (火)
橋本佳子(m3.com編集長)
岡山県にある玉野市民病院(199床)と玉野三井病院(110床)は建物を再編統合してこの1月、たまの病院(190床)として新たなスタートを切った。統合前の計309床から約4割にあたる119床もの病床を減らした。運営主体は、2病院の経営統合を目的に、2021年4月に設立された地方独立行政法人玉野医療センターだ。それ以前、玉野市民病院は玉野市、玉野三井病院は三井E&Sホールディングス(旧三井造船)の運営だった。
人口減少社会において、地域医療体制をいかに再編、維持するかは地方都市が抱える共通課題。公立病院と民間病院の経営統合、大幅な減床を伴う病院再編は注目される動きだ。...
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