「プロポフォール中止で救命可能性」に言及、小児集中治療医
レポート
2025年2月6日 (木)
橋本佳子(m3.com編集長)
2歳10カ月の男児が頸部リンパ管腫へのピシバニールを用いた硬化療法後に死亡した、「東京女子医大事件」の第23回公判が2月6日、東京地裁(細谷泰暢裁判長)で開かれた。検察側の証人である小児集中治療の専門医は、男児の死因はプロポフォール注入症候群(PRIS)であることが疑われるとし、死亡当日男児が急変した時点から約24時間前の時点でプロポフォールを中止していれば、「救命できた可能性は割と高い」と証言した。...
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