専門研修医のシーリング、指導医派遣を推進する見直し案を了承

厚生労働省は、1月30日の医道審議会医師分科会医師専門研修部会（部会長：遠藤久夫・学習院大学学長）で、2026年度以降に実施する専攻医のシーリング（募集定員上限）の見直し案を提示した。新たな案では、枠外としていた「特別地域連携プログラム」をシーリングの枠内とするほか、指導医の派遣実績に応じて通常プログラム数を加算する。委員からは大きな異論はなく、同日の意見を踏まえ、座長一任で修文の必要を判断の上、取りまとめる。今後、部会の議論を踏まえて日本専門医機構が2025年夏をめどにプログラムを登録し、大臣意見を踏まえて、11月をめどに2026年度専攻医の募集を開始する（資料は、厚労省ホームページ）。...