生成AI、医学的に大きな間違いは「なくなった」－大塚篤司・近畿大学医学部皮膚科学教室・主任教授に聞く◆Vol.1

近畿大学医学部皮膚科学教室・主任教授の大塚篤司氏が2025年4月、『医師による医師のためのChatGPT入門 臨床・研究を変える究極のプロンプト500選』（医学書院）を上梓した。これまでに医師向けChatGPT活用書を2冊手がけてきた大塚氏だが、「使い方は分かった。でもどうプロンプトを入力すればいいの？」という声が多く寄せられたことから、本書では「そのまま使えるプロンプト」を500個収録した。今後ますます「生成AIを使える人・使えない人」の間に大きな差が生まれていくと感じているという大塚氏。「今回はとにかく、使ってほしい」という本書の狙いと、日々進化する生成AIの現在地について聞いた（2025年4月4日にオンラインでインタビュー。全2回の1回目）。...