助教22.2%が「研究時間ゼロ」経営悪化で診療優先、AJMC調査
レポート
2025年4月26日 (土)
橋本佳子(m3.com編集長)
医師の働き方改革の本格実施から1年が経過、大学病院勤務医では診療時間が増加した一方、研究時間は減少していることが、全国医学部長病院長会議(AJMC)の「医師の働き方改革に関する調査」で明らかになった。週の平均研究時間が「0時間」との回答は、助教で22.2%に上った。大学病院の経営が厳しさを増す中、収入を確保するために診療時間が増加、その結果として研究時間が圧迫されるという、「しわ寄せ」の構図が浮き彫りになっている。...
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