赤穂市民病院の医療過誤、民事訴訟の判決言い渡しへ
レポート
2025年5月12日 (月)
小川洋輔(m3.com編集部)
赤穂市民病院の脳神経外科医が手術中に誤ってドリルで神経を切断し、患者に両下肢の麻痺など重い後遺障害が生じさせたとして、患者側が医師と赤穂市に計1億4180万円の損害賠償を求めた民事訴訟の判決が5月14日、神戸地裁姫路支部で言い渡される。被告医師は手術に過失があったこと自体は認めており、慰謝料の額が争点になる。この手術を巡っては、医師が業務上過失致傷の疑いで在宅起訴されている。ウェブ上の漫画も話題となり、被告医師はほかにも多数の医療事故に関与し、不適切な言動があったとされているが、同医師は否定している。神戸地裁姫路支部の判断に注目が集まる。...
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