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医療イノベーション推進室が発足、室長に中村・東大医科研教授

レポート 2011年1月7日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

政府は1月7日、内閣官房に「医療イノベーション推進室」を発足させた。民主党政権が掲げるライフイノベーションの推進が狙い。内閣官房長官を議長とする「医療イノベーション会議」の2010年11月30日の第1回会議で、同推進室の設置が打ち出されていた(『内閣官房に「医療イノベーション担当室」設置、産学官連携を推進』を参照)。 看板除幕式に出席した、仙谷由人・内閣官房長官(左)と室長の中村祐輔・東京大学医科学研究所教授・ヒトゲノム解析センター長(右)。 室長には、中村祐輔・東京大学医科学研究所教授・ヒトゲノム解析センター長、室長代行には、岡野光夫・東京女子医科大学教授・先端生命科学研究所長、田中耕一・島津製作所フェロー・田中最先端研究所長がそれぞれ就任(主要メンバーは文末を参照)。 同室の看板除幕式に訪れた、仙谷由人・内閣官房長官は、室長、室長代行の3人について、「先生方は、各分野の世界のナンバーワン」と紹介、「これまでは(各種研究が)システムとして統合することが、日本の縦割り社会の中で進まなかった。今後は新成長戦略の中で、最先端の研究を結集し、医薬品、医療機器として産業化するとともに、日本の国...