4割の病院で法定外の手当を支給◆Vol.4
医師調査
2011年6月13日 (月)
村山みのり(m3.com編集部)
Q.4 医師に対し、オンコール手当、手術手当など、法律で定められた以外の手当が支給されていますか。支給されている場合、次の設問(Q.5)で種類等をお答えください。 法律で定められた以外の手当が支給されているとした回答者は、全体の平均では37.7%。勤務施設種による大きな差は見られなかった。 Q.5 (Q.4で「支給されている」とした回答者のみ)支給されている手当の種類および1回当たりの金額をお答えください。 支給されている手当の種類で最も多かったのは「時間外の救急対応」で、回答者の約6割がこれを挙げた。次いで、「オンコール手当」が3割強。分娩業務、高度手術については、2010年度改定で救急医療に並び重点項目として点数増が図られたものの、従事する医師への手当支給にはつながっていない状況がうかがえた。「その他」としては、時間外の入院・手術、当直、セカンドオピニオン・文書作成、会議・委員会出席、などの回答があった。 各手当の支給額では、「時間外救急対応」「オンコール」では「5000円以下」とする回答が約7割。「分娩業務従事」では、「3000円以下」との回答はなく、1-3万円との回答が8割を占...
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