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新型インフル行動計画改定で、ガイドラインも見直しへ

レポート 2011年9月5日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省の新型インフルエンザ専門家会議(座長:岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長)の第14回会議が9月5日開催され、「新型インフルエンザ対策行動計画」の改定を踏まえ、同会議の4つの作業班で、計11のガイドラインの見直し・新規作成を進めることを了承した。同計画は、8月15日に改定案を決定しており(『新型インフル行動計画の改正案、政府了承』を参照)、8月後半に募集したパブリックコメントを踏まえ、閣僚級会議で最終的に決定する。現在は、パブリックコメントの取りまとめを行っている段階で、最終決定時期は未定。 会議では、パブリック・コメントを形骸化させないよう、新型インフルエンザ対策行動計画にどんな形で反映させるのか、説明を求める声も。 11のガイドラインとは、(1)水際対策に関するガイドライン、(2)検疫に関するガイドライン、(3)感染症拡大に関するガイドライン、(4)サーベイランスに関するガイドライン、(5)事業者・職場における新型インフルエンザ対策ガイドライン、(6)個人、家庭および地域にける新型インフルエンザ対策ガイドライン、(7)埋火葬の円滑な実施に関するガイドライン、(8...