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医療クラーク、30対1、40対1新設

レポート 2012年2月11日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

2012年度診療報酬改定では、2010年度改定に続き、病院勤務医等の負担軽減が重要課題とされた。その一環として、医療クラークを配置した場合に算定できる、「医師事務作業補助体制加算」が人員配置に応じたきめ細かい評価になった(資料は、厚労省のホームページに掲載)。 看護補助者の配置も評価、看護職員の負担軽減を図るとともに、看護職員と医師との役割分担をさらに進める。 そのほか、病院勤務医の負担軽減および処遇改善を要件とする点数を、改定前の8項目から15項目に拡大する(『「勤務医の負担軽減が条件」、14項目に拡大』を参照)。 【勤務医等の負担軽減関係の主な改定内容】 ◆医師事務作業補助体制加算の見直し・30対1:410点 ※新設 ・40対1:330点 ※新設 ・15対1、20対1、25対1、50対1、75対1、100対1の点数は据え置き。 ◆急性期看護補助体制加算の拡大・加算1:160点(25対1、看護補助者5割以上。1 日につき、14 日を限度) ※新設 ・加算1:140点(25 対1、看護補助者5割未満。1 日につき、14 日を限度) ※新設 ・加算2(50対1)、加算3(75対1)は据え...