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「女性医師は働く上で不利」が7割弱◆Vol.20

医師調査 2013年6月11日 (火)  池田宏之(m3.com編集部)

女性は医師として働く上で不利? 医師「究極の選択」としてQ.16で、女性は医師として働く上で、不利かどうかを、m3.com医師会員に聞いた(調査概要は、『混合診療に否定的、9割弱に上る◆Vol.1』を参照)。 全体の65.4%が「不利」と回答、「そうでもない」34.6%に留まり、約3人に2人の医師が、医師として働く場合、「女性は不利」と考える傾向にあった。男女別に見ると、「不利」と回答したのは、男性の67.5%だったが、女性は51.5%で、男女間で、15ポイント以上の開きが見られ、半数以上の女性が「不利」としたものの、女性の方が、女性であることが働く上で不利になると考える傾向は弱かった。 「不利」と回答した自由意見の中で、圧倒的に多かったのは、出産、育児のライフイベントのため、キャリアの中断や、働ける時間の絶対的少なさを挙げる回答だった。女性医師からは「医療界の男尊女卑は根深い」との回答も寄せられた。「そうでもない」と回答した自由意見としては、「状況次第」「本人の能力次第」とする回答が多かった。「女性医師が必要とされる科や場面がある」(女性医師)といった回答も目立った。 主な自由回答は...