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医学生、学力低下は確認されず

レポート 2015年3月22日 (日)  成相通子(m3.com編集部)

全国医学部長病院長会議は3月19日、定例記者会見で2014年度の「医学生の学力低下問題に関するアンケート調査結果」を公表した。医学部の入学定員が増加に転じた2008年ごろから、1年生や2年生の留年者数と休学者数が増加しているものの、4年生で受ける共用試験CBTの得点推移は横ばいで、会見した同会議の福島統氏(東京慈恵会医科大学教育センター長)は「低学年で学習に問題が生じた学生も、医学部中学年には、少なくとも十分な知識レベル、技能レベルの学習を行えている」と指摘、必ずしも定員増で全体の学力低下は起きていないとの見解を示した。 福島氏は、一方で、「教育現場の努力で、学習困難を抱えていた学生も含め、ここまで引き上げている。しかし、現場のリソースは限界に近い」と強調、初年次教育や入学試験改革の重要性を指摘、これ以上の定員増には否定的な見解を示した。 低学年での留年・休学者は増加しているものの、卒業時までに「十分な学習は行えている」と指摘する福島統氏。 136人に1人が医学生に、留年・休学は増加 アンケートは、教育現場で問題視され始めた「医学生の学力低下」の実態調査を目的に、2011年から開始(『...