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不正論文から100以上引用、「学術進展に影響大」

レポート 2015年3月24日 (火)  成相通子(m3.com編集部)

熊本大大学院生命科学研究部の光山勝慶教授が、熊本大と大阪市立大の所属時に発表した論文9本に、存在しないデータを作成するなどのねつ造、改ざんの不正があったとする調査結果を3月20日、両大学が公表した。光山氏が関わった281本のうち9本について、責任著者の光山氏と各論文の筆頭著者7人が不正行為に関わったと認定。うち1本の論文は100以上の引用数があり、調査報告書は「当該分野の学術の進展への影響は大きい」としている(資料は、大阪市立大学のホームページに掲載)。 100以上の引用があったのは、現熊本大大学院生命科学研究部の助教で、当時大阪市立大大学院医学研究科の大学院生だった男性が筆頭著者、光山氏が責任著者を務めていた論文で、2003年にCirculation Researchに掲載された。 ◆対象論文 ・タイトル:Apoptosis signal-regulating kinase 1 plays a pivotal role in angiotensin II-induced cardiac hypertrophy and remodeling. ・著者:Izumiya Y, Kim S,...