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総合診療専門医の「医師像」、明らかに

レポート 2015年4月8日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構は4月6日の理事会で、総合診療専門医の「専門研修プログラム整備基準」(案)を了承、2017年度から19番目の基本領域の専門医に新たに位置付けられ、養成が始まる総合診療専門医の医師像が明らかになった。 日本専門医機構副理事長の有賀徹氏(昭和大学病院長)。 「総合診療専門医については、『広くて浅い』と言われることがあるが、実は一つひとつが、『深い』」。同機構副理事長で「総合診療専門医に関する委員会」委員長を務める有賀徹氏(昭和大学病院長)はこう形容し、その奥深さを強調する。 その「深さ」は、総合診療専門医の「6つのコアコンピテンシー」に表れている(文末を参照)。中でも、総合診療専門医に特徴的なコンピテンシーとして、有賀氏が挙げるのが、「人間中心の医療・ケア」「地域志向アプローチ」「公益に資する職業規範」だ。物事を考える視点やアプローチの方法などが並ぶ点で、各疾患の知識や技術で定義付けられる臓器別専門医とは大きく異なる(『総合診療医の“失われた30年”取り戻せ』を参照)。 例えば、「地域志向アプローチ」。有賀氏は、「私の専門は、『○○村』という表現が、一番、総合診療専門医のイメ...