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井村会頭、「2025年問題、先制医療で解決」

スペシャル企画 2015年4月12日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

第29回日本医学会総会会頭の井村裕夫氏。 第29回日本医学会総会の学術講演が4月11日から13日までの3日間の日程で京都市で開催され、会頭の井村裕夫氏は、「日本の未来のために、いま医学・医療は何をなすべきか」をテーマに開会式で講演、「2025年問題」と称される高齢社会の医療を乗り切る方策として、先制医療の重要性を強調した。先制医療は、学術講演で掲げた「20の柱」の一つでもある(『「オール関西」で医学会総会を開催 - 井村裕夫・第29回日本医学会総会会頭に聞く』を参照)。 井村氏が呈したのは、人口減少社会への危機感だ。日本では少子化が進む結果、今後5年間で年間50万人、その後の10年間で年間70万人の人口が減ると予想されることから、「毎年一つの都市が消えていくほどの減少」(井村氏)。 その一方で高齢の患者が増加する中、問題となってくるのが「非感染性疾患」(NCD;Non-commnicable Diseases)。癌、心・血管系疾患、認知症などが代表例で、遺伝素因と環境因子の相互作用が考えられ、加齢とも関係し、無症候期が長いなどの特徴を持つ。「非感染性疾患」(NCD)への対応として、先制...