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成田医学部の「次元異なる教育」を疑問視

レポート 2016年2月19日 (金)  成相通子(m3.com編集部)

大阪市立大学医学部長の荒川哲男氏 全国医学部長病院長会議の荒川哲男氏(大阪市立大学医学部長)が2月17日に会見し、国際医療福祉大学が2017年度に開学予定の千葉県成田市の医学部について、新設決定プロセスや「既存の医学部とは次元の異なる教育の実施」を掲げる医学部教育の内容を問い質し、大学設置・学校法人審議会で厳格な審査を要望する声明文を公表した。内閣府、文部科学省、厚生労働省に提出する予定。 会見で特に問題視されたのは、国際医療福祉大学が国家戦略特区で医学部設置事業者として認定された際の応募資料(資料は、内閣府のホームページ)と、新設医学部の構想との整合性。資料では、定員は「世界最高水準の十分な教育環境が整えられ、教育の質が確保できるよう適切な人数」で、「既存の医学部とは次元の異なる教育を実施する」としていたが、定員予定数は140人。「常識的に考えて、140人にそれができるのか。次元を超えるというよりも、医学部の平均的レベルをクリアするのも難しいのではないか」(東京慈恵会医科大学名誉教授の森山寛氏)と、会見で全国医学部長病院長会議の役員から疑問の声が相次いだ。 全国医学部長病院長会議が、...