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国試受験生の親にお願いしたいこと、第110回医師国家試験総評 - 李権二・TECOM講師に聞く◆Vol.2

インタビュー 2016年2月23日 (火)  聞き手・まとめ:森圭吾(m3.com編集部)

CBTの段階から対策を立てることが大切と話す李権二氏 ――難易度が例年並みと予測される「必修問題」には、どのような落とし穴がありましたか。 面白いと感じた問題の一つに、複数の医師と看護師で患者に電気除細動を行うというシチュエーションがありました。患者にショックを与えたところ、そばにいた看護師が倒れたため、何を来しているのかを問う選択肢が並べられているのです。「なぜ心臓が止まったのか」と状況を整理して理解しておかなければ、迷ってしまうところでしょう。 ――「一般問題」は臨床問題と並んで難化が指摘されています。 特に難しかったと感じるのは、例年の傾向でもそうですが公衆衛生に関する問題でした。災害時医療時の対応で、誤っている選択肢を1つだけ選ばせる問いは、頭を悩ませた受験生が少なくなかったと思います。選択肢には、われわれが国試の直前講座で重要と指摘していた災害派遣医療チーム(DMAT)に関する記載もあったのですが、付け焼刃で焦ってしまった受験生もいたようです。 平均寿命に関する問題も印象的でした。数字の答えを問うのではなく、計算式を求められたので面食らった医学生もいたでしょう。得点の差は、こ...