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中医協委員、退任あいさつの真意 - 中川俊男・日医副会長に聞く◆Vol.1

インタビュー 2017年7月25日 (火)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

この7月、計6年近く務めた中医協委員を退任した、日本医師会副会長の中川俊男氏。舌鋒鋭く論点を逃さない発言は、日医代表の委員という立場もあり、常に注目を集めていた。 7月5日の中医協総会における退任のあいさつでは、中医協の議論、ひいては医療政策の立案過程が変わりつつあることへの懸念を呈した中川氏(『「医療政策が権力構造におもねる懸念」中川日医副会長』を参照)。その真意を含め、過去の中医協で印象に残っている点、2018年度診療報酬と介護報酬の同時改定に向けた課題などをお聞きした(2017年7月20日にインタビュー。計4回の連載)。 ――退任のあいさつで、中医協の議論そのものの在り方について、言及された考えをまずお聞かせください。 「日本の医療政策が、その時々の権力構造におもねる形で決まっていきはしないか」と発言したのは、中医協に限らず、厚生労働省の審議会や検討会の最近の議論に対し、「丁寧な合意形成過程が崩れ始めているのではないか」と危機感を持っているからです。 日本医師会副会長の中川俊男氏は、中医協という公開の場での議論の重要性を強調する。 私ども日本医師会は、厚労省の方針をできるだけ早く...