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医療と介護の同時改定、肝は細部 - 迫井正深・厚労省保険局医療課長に聞く◆Vol.4

インタビュー 2018年3月18日 (日)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――「2025年問題」を控え、今回は「同時改定」であることが注目されました。同時改定を意識して見直した点はどこでしょうか。 医療保険、あるいは介護保険が、それぞれ固有のサービスとして提供する部分はそれぞれの報酬で対応する話です。したがって、同時改定で意識すべきは、両者の「接点」と、両者が「共有」する部分への対応が中心となります。「接点」の典型例は、リハビリテーション。急性期、回復期、維持期・生活期という流れでリハビリテーションが展開される中で、「接点」をどうするか。また「接点」に至る前の部分で、診療報酬の守備範囲をどうするかという問題もあります。一方、「共有」の典型例は、人生の最終段階における看取りであり、療養病床と介護医療院や今回改めて整理した地域包括ケアモデルの有床診療所です。医療と介護が連携して動ける体制を作る必要がありました。 確かに報道も含めて、「同時改定」への期待感が世間全体にあったように思います。しかし、私の個人的な感覚かもしれませんが、同時改定で必要なのは、改定率とか、大幅な点数変更といったマクロ、大味な話ではなく、橋渡しとなるサービス運用の細部に宿る工夫、細かい報酬算...