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公開中止の映画『MMRワクチン告発』の「一度限りの上映会」

オピニオン 2018年11月23日 (金)  宮原篤・かるがもクリニック(東京都世田谷区)院長

2018年11月12日、外来が終わると、私はすぐに日比谷公園内にある日比谷図書文化館の日比谷コンベンションホールへと向かった。公開発表直後から、MMRワクチンと自閉症の発症を関連付ける内容に批判の声が上がり、劇場公開中止となった映画『MMRワクチン告発』(原題:Vaxxed)の「一度限りの上映会」を観るためである。到着は開始19時直前。ホール内は既にかなりの入りであり、私は端の席へと座る。 19時になり、ユナイテッドピープル社の関根健次社長から、あいさつと公開中止に至った経緯が15分ほど述べられる。詳細はこちらに載っている。 なお、関根社長の態度は終始誠実であり、関根社長からの問い合わせには、本映画を監督した元医師でもあるWakefieldから、上映当日まで返事が無かったということである。 映画の第一の感想は「編集が上手な反ワクチンのプロパガンダ映画」ということだ。この映画の主人公は3人と声だけの1人である。監督のWakefield、自閉症の子供を持つ生物学者のHooker、それにプロデューサーの Del Bigtreeらが主人公たちであり、“狂言回し”のようである。声だけの出演はCD...