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長年の懸案、日本医学会への加盟を果たす◆Vol.24

スペシャル企画 2019年2月24日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

――日本プライマリ・ケア連合学会の初代理事長に就任した前沢氏は、組織体制の確立と並ぶ課題だった一般社団法人化と日本医学会への加盟、専門医制度の確立にも取り組んだ。 一般社団法人化と日本医学会加盟の準備は、同時並行的に進めました。日本プライマリ・ケア学会時代も、法人化を検討していたのですが、2000年代に国が進めた公益法人制度改革の流れと重なり、難航していたのです。 日本医学会への加盟も、日本プライマリ・ケア学会時代からの懸案でした。学会は1978年にスタート、その10年後くらいから申請を始め、加盟のための申請書類をほぼ毎年提出、「今年もまた駄目……」という繰り返しでした。加盟が認められなかった一因は、学会の会員に医師だけでなく、コ・メディカルが多数含まれていたこと。また他に、プライマリ・ケアの領域を担う学会があったことも理由です。言い換えれば、日本医学会加盟が3学会を統合した大きな目的だったのです。 日本医学会加盟を目指したのは、「プライマリ・ケア関連の医学領域」の存在を医療界、ひいては社会に認めてもらうことにつながるからです。医師の間でも、プライマリ・ケアは経験主義と見られ、大学の中...