「AI医療機器の承認迅速化を」協議会が設立総会
レポート
2019年5月31日 (金)
長倉克枝(m3.com編集部)
AI(人工知能)医療機器の審査承認スキームの確立と承認の迅速化を――。画像診断支援などで医師の診療支援に役立つと期待される、AIを活用した医療機器について、早期かつ合理的な審査体制構築などの制度整備を求めて、AI医療機器を開発する企業、団体などによる「AIを活用した医療機器の開発と発展を目指す協議会」が設立、5月31日に衆議院第二議員会館で設立総会を開催した。 講演するただともひろ胃腸肛門科院長でAIメディカルサービス代表取締役会長・CEOの多田智裕氏(中央)、エルピクセル代表取締役の島原佑基氏(右から2人目)、MICIN代表取締役CEOの原聖吾氏(左から2人目)。 同協議会は、会長はただともひろ胃腸肛門科(さいたま市)院長でAIメディカルサービス代表取締役会長・CEOの多田智裕氏が務める。AI医療機器の審査承認スキームの確立と迅速化、定期バージョンアップの実現を目指すほか、AI医療機器が社会にもたらす恩恵を政府・社会に広く周知・啓発するのが目的。設立総会には、同協議会参加企業のほか、厚生労働省の医療機器審査担当者、国会議員などが参加した。多田氏のほか、同協議会参加企業のエルピクセル代...
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