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ギャンブル依存症治療、保険適用すべきか否か?

レポート 2019年11月21日 (木)  水谷悠(m3.com編集部)

11月20日の中医協総会(会長・田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)では「個別事項その10」として精神医療を取り上げ、その中でギャンブル依存症治療が話題に上った。治療への評価をどうするかについて厚生労働省が論点として示したところ、診療側からは「効果的な治療を評価するべき」との声が上がり、支払側は「薬物やアルコール依存症と同列には考えられない」として保険診療の対象とすることに懐疑的な見方を示した(資料は、厚労省のホームページ)。 日本医師会常任理事の松本吉郎氏は、「精神疾患の診断と統計マニュアル(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)」で、ギャンブル依存症は「ギャンブル障害」と呼ばれ、治療的アプローチがなければ欲求が再燃して止め続けることが困難な状態だと説明。経済的な困窮や家族との不和、窃盗などの犯罪、自殺企図などを引き起こしたり、鬱や不安などの症状を呈したりするとして、「効果的な治療について評価するべきと考える」と述べた。 2019年11月21日中医協総会資料 これに対し、健康保険組合連合会理事の幸野庄司氏...